1911年のセルフスターター
【'87年Candle(秋田書店)Vol.7掲載】



…恥ずかしながら、私(ねもと章子 名義)のデビュー作です。

これを書いている今(2004年3月)からでも既に
17年も前の作品であります。(歳がばれる…??(^_^;)。)

何しろ若かったですし、かなり色々未熟でありました。
人物デッサンなんか、もうメチャクチャですね。
今、原稿を見てると、うっかり直してしまいそうです。
(でも、きりがないので恥を忍んで未修正のままですが。(^_^;))

妙にアクも強い絵柄で…(^^ゞ。
コマ割り、台詞まわしも判りにくいところが多くて、
読みづらいですね。(^_^;)
(そんなものをupするなって?はい、すみません。)
…それでも、妙に熱だけはありました。

あれから17年。(…遠い目。)
ずっと漫画を描き続けて来たというのに
実は未だにこの作品が
「自分の作品の中で気に入っているもの」の、
わりと上位に入っています。

…進歩、してないんですかね、あんまり。(^^ゞ

このデビュー作を描いていた頃より
今の自分は少しだけ、デッサンや見せ方や、
そういう「漫画を描く」スキルは上がったかな?とは、思っています。
けれど、これを描いていた頃の「熱」はあるだろうか?
ちゃんと前を見て歩き続けているだろうか?

漫画界を見渡せば、若くして素晴らしい作品をものしている
方々が本当にたくさんおられ、
また後から続々とデビューして来られています。

そんな中で、未だに力不足で、
その存在すらも怪しい(--;)という存在の、漫画描きとしての自分…。

それでも「何とか今日まで描き続けてこられた」という
この幸運だけは信じて、まだまだ、状況が私に描き続けることを
許してくれるうちは、私なりに、少しでも高みを目指して
前に進みたい、足掻き続けたい…そう思っています。

語ってしまいました。すみません。
とにかく、そんな想いを込めて、この作品をupしてみました。

宜しければ、ご覧下さい。<(_ _)>

2004.03.12   抄堂 たく 拝